タルジャのいない日常が描かれている最終話
切なさMAXだった前話とは変わって明るい




以前はテボンのアップばかり追いかけて字幕は邪魔だ～と思っていた。

最近はせりふ入りの方がシーンが蘇って良いかなと思う

バックに流れるのはビバルディの四季から
冬のラルゴ

クリスマスの夜に始まった物語だったから似合ってるかな
冬は春の母親なんだから
そうして春はすぐそこまで来ているよ、テボン！！…

"Largo from Winter" - Vivaldi


出会いから別れまで
走馬灯のように駆け巡る







 恋をして成長したのね、と改めて思う。
懐かしい歌見つけた！！

第21話

テボンとオム代表
ふたりから『逃げた』と言われるタルジャがとても切ない

オム代表がとても素敵な大人の男を演じているけれど
この人の気持ちもまた切ないものがある…

この物語の主人公がこの3人だった事を
改めて思い出させてもらった感じ…







一人で生きようと決めたタルジャ


 

一方のテボンは・・・タルジャの気持ちが理解できないまま





 

君が思うよりずっとぼくは君が好きで
なのに君はいつもそんな顔して・・・

タルジャとテボンの
せつな過ぎるアンチテーゼ

別れを告げられても、たとえ別れても
愛する気持ちがそれでとまる訳ではないから





さよならは言わない
たとえこのまま会えないとしても・・・


 

白いスニーカーと人差し指の指輪
これだけで歌のタイトルになりそうだ

テボンの事を書こうと思うと昔の歌が次々に浮かんでは消える
自分の青春を重ね合わせるとでもいうように

この二人の恋は本命一筋“古風”な恋だね



女性用の指輪は束縛されない精神の証
自分の意思で好きな時に行きたい所へいくために
いつも足元は白くて軽いスニーカー




社会的な地位や名誉や家庭のしがらみを捨てて
個人として生きることを選んだカンテボン
つらく重い経験をした後で選んだ生き方は

誰にも何にも寄らない生き方

一方でよほどな自負をもってないと折れてしまいそう




自信家で生意気で少々タカビーな若者が恋をして変わって行く
テボンを魅力的に描く事で
恋の相手のタルジャも輝きをましていく。





スニーカーは今も昔も若さと自由の象徴なのね




 

 

久しぶりに最終話から逆に視聴（変！）

観るほどに
一挙手一投足のすべてが魅力的なカンテボンが
私の中で一番ではない理由を考える。

両親を説得しようとする終盤のエピソードが現実的だったためか
年下の王子様との夢のような恋が薄れた気がした。

タルジャのような境遇の女性はいるけれど
テボンのような男性（しかも年下）は九分九厘いない！！
だから私はこの話はファンタジーだと思っているわけ

テボンのプッシュにどう対応したらいいのか解らず
パニックになりながら目一杯妄想もするタルジャが面白かったけど
彼女の最後の選択がシビアでグッときちゃった。



素顔のテボンはとても大人な設定
『弟』と思って油断したね！私
こういう風なキャラなら私でも相手になれる、と思える
キャパシティーを超えてしまっている
タルジャを羨ましいとか成り代わりたいとか思えないものなあ

究極の鑑賞対象とでもいうべきか
ドラマの中で見事に成長した
ミンギさんの一人前な男の雰囲気を楽しもう


しかしまあ私でも妄想しちゃうテボンはいる
初対面の時の正体不明な恋人代行業の怪しい兄ちゃんなテボン
彼とだったら妄想まっしぐら！いくらでも投資しちゃう
話が別方向にいってしまう妄想だけども



テボンのおかげで『男気』と年齢は関係ない、って分かったから
堂々と公表できるというもの



『ヌナ』を連発する二十歳の頃のミンギさん
正義感は強いがまるで弱い”へたれ”



コンナ弟がいたら全面的に面倒みちゃう
助けちゃるよ　任しといて





 
 

最強の弟キャラの片鱗はこんなところからも十分伺える
この相手役の女優さんは羨ましい！！出来る事なら取って代りたいぞ